GENTE2 オノ・ナツメ
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先に同作者の『リストランテ・パラディーゾ』を読んでいたためか、ちょっと面喰らってしまった。
後付けを見て驚いた。なんと、僕が生まれた年に刊行された本だったんですね。
またまた、穂積さんの新刊。
しかも、今回は連載ものとくれば、触手が伸びますよね。
『ちか100かいだてのいえ』を読んだら、こっちも読みたくなりますね。
本読みでも知らない人が多いかと思うが、金原瑞人さんの文章が好きだ。
高校に歌舞伎部なんてあったら入部していたかもしれないな…今なら。
前巻の停滞感がウソのように、テンポよく、次から次へと物語が展開していきます。
ここのところ、中弛みではないけど、今後の展開は大丈夫かなとハラハラしていたので、8巻でまた面白さが復活していてホッとしました。
荒井さんが描くイノシシの絵を見てかわいいなと思っていました。
読み終わった後、血の気がサーッと引いて、深い悲しみが全身に広がっていく。