良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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路地恋花2 麻生みこと

路地恋花(2) (アフタヌーンKC)
麻生 みこと
講談社 (2010-09-07)


微細な感情を描くのが上手な作家さんである。

読んでいるこちら側までが伝染するように
感情が移ってくる。


切ない想い、やり切れない気持ち、ひたむきな愛、
諦めきれない夢…。

さまざまな想いが描かれていて、その想いたちが
胸を衝いてくる。

京の街外れににある長屋の職人や芸術家たちが
繰り広げる恋物語。

一話完結の短編集なので読みやすいです。


印象的なお話は、書けなくなった小説家とロリィタ少女の
恋を描く「夏菊 その2」。

もうひとつは、手描き友禅の師匠と弟子の愛を描く
「佐倉家」。

どちらも、年上の男に惚れる女性を描いている物語なのですが、
切なくて寂しくて想いが胸に刺さるお話です。

共通しているのは、男のもの悲しさなのかな。

悲哀感や孤独感、敗北感といった感情がひしひしと
伝わってきます。


大人の恋話で、こういう純愛路線な物語を作る人は
少ないんじゃないかな。

その純愛路線な感じがまた好きですね。






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