良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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コンセント 田口ランディ

コンセント (幻冬舎文庫)
田口 ランディ
幻冬舎
売り上げランキング: 93681

コンセントが必要な物。
普段何気なく使っているが意外にもその数は多い。

電化製品を動かすためのコンセント。
それはもしかしたら人間にだって必要な
エネルギーの源なのかもしれない。


物語は二ヶ月前に行方不明になった兄が
突如姿を現すことによって始まる。

アパートで一人暮らしをしていた兄は
何らかの原因で亡くなり、腐乱死体となって発見される。
そしてその部屋の片隅には一台の掃除機が今から
掃除でも始めるかのようにコンセントに差し込まれたまま
放置してあったのだ。

不可思議な兄の死に疑問を覚えた妹のユキは、
生前に兄が話していたコンセントの話を思い出し
調べていくようになる。


兄とはどういう人物だったのか?
自分と兄との関係は?
はたまた自分に起きている異様な現象のその訳は?

ユキはただ兄の死の原因を知るためにカウンセリングや
精神医学やシャーマニズムといったものまで使い
納得のいく答えを出そうとするが、
それが思わぬ方向へと展開してゆく・・・。


この物語を読んで思ったのは、どんなに頑張ったところで
人間に出来ることなんてたかがしれているということだ。

現在では精神世界を探索するための学問や技術も発達してきたが、
そんなものは所詮人間が都合の良いように解釈して
自己満足するために編み出された手段にすぎないのかもしれない。

だとしたら今ある既成の概念というのは信用に足るものか
どうかということすら疑問に思えてしまう。

どんなことにでも本当は別の答えが用意されているんじゃないかと
訝しんでしまってもおかしくはないはずだ。






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