良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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銀の匙1 荒川弘

銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)
荒川 弘
小学館 (2011-07-15)

読んだ瞬間、なぜだかあの佐々木倫子の代表作「動物のお医者さん」
を思い浮かべてしまった。

動物、学園ものという共通項はあるけど、何がそんなに似ていると
思ったのか我ながら不思議だ。
もしかしたら、醸し出す雰囲気であったり、動物を単にかわいいもの
という表現の仕方をしないところが似ているのかもしれない。

北海道の田舎にある大蝦夷農業高校を舞台にした物語。
舞台設定が、既存のマンガにないぶっ飛んだ感じなのが面白いのだ!

久しぶりに、マンガにハマりましたね~。
ストーリーのひとつひとつが丁寧に作りこまれているし、山あり谷あり、
ときどきしあわせありといった緩急も絶妙な加減で好きです。

都会を離れ、慣れ親しんだ場所、家族からも離れ、新天地で生活することを
決意する主人公の八軒勇吾。
元気ハツラツで、バイタリティの塊のような同級生たちに囲まれて、
七転八倒、ヒーヒー悲鳴を上げながら、日々の学園生活をこなしていく。

都会の進学校から来た八軒からは、想像もつかない過酷な世界が
待ち構えていた。
でも、それとは反対に日に日にたくましく生き生きしていく。

たとえば、汗水たらして体を動かし、死んだように眠ったり、腹が減ったときの
卵かけごはんがうまくて感動したりするところなんか見ていて気持ちいい。

そこには、地に足をつけて生きるということの大切さがあるのだと思います。
そして、現代社会って今のままでいいの?という問いかけも含まれているように
思ってしまう。

うっとうしいくらい賑やかで、騒がしくて、でも愛すべき仲間と動物たちに
囲まれた生活。
そこには、現代人が忘れかけている人と人とのつながりや生のコミュニケーション
が、これでもかっていうくらい、たっぷり詰め込まれています。

そこが、このマンガの最大の魅力なのです。






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