良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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恋するために生まれた 辻仁成 江國香織

恋するために生まれた
江國 香織 辻 仁成
幻冬舎
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恋愛小説を書く作家二人の恋愛論が書かれたエッセイです。
恋と愛の教則本といっても良いのかもしれません。

ただ、教則本といっても、いわゆる雑誌で取り上げられる
恋愛特集のようなテイストは、そこにはない。

ここで論じられているのは、恋と愛のちがいであったり、
なぜ人間は愛に生きるのかということであったり、理想の恋、
理想の愛とは何かなどなど、各々の恋愛論を往復書簡のような
形態でやりとりをしているのです。


恋愛小説「冷静と情熱のあいだ」を読んでから、辻仁成江國香織
コラボはすごく好きで、また読んでみたいと思っていたのでうれしかった
ですね。

小説ではなくても、二人のやりとり、温度がいいなと思ってしまいます。


辻さんは、ここに書かれた恋愛論はお手本にはなりえないと断言してますが、
そんなことはないんじゃないかな。

数々の恋愛小説を描く作家さんの言葉だからこそ、本の中に散りばめられた
言葉や経験が、読み手の胸を衝くのだと思います。

たとえば、こんな言葉があります。

・恋のない愛はあるけど、愛のない恋はない

・恋をするなら冬の打ち上げ花火のような激しくも刹那に満ちた恋が
良いですし、愛ならば無償の愛が良い。

恋愛において、私は正しくないほうがいい。


他にもまだまだあるのですが、頷きながら読んだり、思わず唸ってしまったり、
ちょっと昔の恋に思いを馳せたりしてしまうのです。

経験を積んだ大人が、自己の恋愛を振り返ったり、先の選択をどうするか
迷っているときに読むと良いのかもしれません。

三十代以降の男女におすすめする恋愛指南書です。






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