良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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Go Go Heavenの勇気 銀色夏生

Go Go Heavenの勇気 (角川文庫)
銀色 夏生
角川書店
売り上げランキング: 540050

モノクロの写真、街中を走り回る少年と少女たち。
20年以上前を切り取った写真は今なお生き続けている。
当時のファッションや髪型なんかは、今見ると懐かしいと
思ってしまうけど、彼らの表情は生き生きしていて美しい。

それは、過去の一瞬に見えた美しさなのかもしれない。
でも、一瞬でも輝けたとすれば、それは自信を持っていいはずだ。
少年少女の悩み、不安、葛藤…そして、ほんの少しの恋心が
混ざった言葉と詩である。
今を生きる…言葉にすると陳腐になるけど、そういうのが生きた証に
なるんだって、今ならわかる。

高校生の頃、この言葉のひとつひとつに共感した。
そして、モデルになった少年少女に憧れてたのだった。
格好良くて、気っ風が良くて、自分というものを持っている。
そんな少年になれるはずがないからこそ、本の世界の人物たちに
恋い焦がれた。

子供なようで大人、大人なようで子供、その狭間にある年代だからこそ、
ここは許容範囲になるのだろう。
永遠にない一部だからこそ、手に入れたいと思った。
叶わないことがわかっていても、本の世界の中では渇望し続けることも
許されるはずだ。
だから、僕は銀色夏生を読み続けるのだ。






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