良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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わかりやすい恋 銀色夏生

わかりやすい恋 (角川文庫)
銀色 夏生
角川書店
売り上げランキング: 203274

わかりやすい恋がしたいとか、わかりやすい人が
いいとかよく言うけど、本当にそうなんだろうか?

わからないから恋っていいんじゃないのかな。
エンディングが見えないからこそ、ロマンティックに
なれるんじゃないのかな。

男女の関係って追いかけっこと同じだ。
わかったと思った瞬間、わからなくなる。
わかりやすいと思っていても、いつの間にか
わかりづらくなってしまう。
そんな追いかけっこの繰り返しなんだ。

少女の写真と詩を組み合わせた銀色夏生詩集は、
真っ白なキャンバスに似ている。
純真無垢で何色にでも染まる可能性があるように
思えてしまう。

少女の恋のうたは、軽快ではあるが複雑な音を響かせる。
複雑さが混じることでより純粋なものに昇華されていく。
歌手デビュー前の森高千里がモデルとなった20年以上前
の作品だ。

前半がモノクロ写真で、後半がカラー写真なのだが、
少女の写真がモノクロからカラーに変わる瞬間が
得も言われぬほど美しい。

少女が変わり、恋が変わり、世界が変わる。
そんな感じだと言えばわかってもらえるだろうか。






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Comment

ゆき says... "銀色夏生さん"
ゆうさん、こんばんは。
「わかりやすい恋」懐かしいです。

銀色夏生さんの詩集は真っ白なキャンバスに似ている…
少女が変わり、恋が変わり、世界が変わる。…

ゆうさんの表現が素敵で、
これを読んでいた高校生の頃の瑞々しい気持ちが
懐かしくなりました。

ゆうさんの感性はいまだに瑞々しくて
何色にも染まらないピュアさを感じます。

…また読んでみたくなりました(^^*
2012.10.29 17:54 | URL | #n64RtCaA [edit]
masa(ゆう) says... "ゆきさんへ"
ゆきさん、ブログにコメントありがとうございます。

ゆきさんも高校生の頃、銀色さん読んでましたか。

”ゆうさんの感性はいまだに瑞々しくて
何色にも染まらないピュアさを感じます。 ”

素敵な言葉ありがとうございます。
つい、銀色さんを読んでると、懐かしいあの頃のことを
思い出してしまうんですよね。
ゆきさんも、まだ手元に銀色さんの本があったら
読んでみてください。(^^)
2012.10.31 19:33 | URL | #VGHpASgM [edit]

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