良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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アルゼンチンババア よしもとばなな

アルゼンチンババア (幻冬舎文庫)
よしもと ばなな
幻冬舎
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80Pの短い物語なのでサラッと読めてしまう。
奈良美智さんのイラストと相まってか、いつも以上に
ヘンテコな人たちが出てきて、摩訶不思議なドラマが
展開する。

母が亡くなった後、父が突然消息を絶つ。それだけでも、
充分すぎるほどショックなのに、それを更に助長させるかの
ような父の行動には度肝を抜かれる。

娘のみつこは、街はずれの廃屋のようなビルに住む父を
見つけてしまうのだ。
しかも、街では有名なアルゼンチンババアという変な女と
つきあっているというおまけ付き。

ちょっと、想像してみたのだが、こういうのってどうなんだろう。
自分がみつこの立場だったら父を許せるだろうか…。
いや、許すとか許さない以前に交流すること自体拒むかも
しれないなぁ。
もしかしたら、こういう不測の事態への対処というのは、
男性よりも、女性の方が柔軟に対応できるのかもしれない。

父のことを許すか、認めるかという話はおいておくとして…。
外観とか外見に捕らわれず見ることができれば、アルゼンチン
ババアこと、ユリさんは魅力的な女性なんだと思う。
その魅力に気づいたお父さんとみつこは、世間の枠に
捕らわれない自由な心を持っているんだと思う。

価値観は人それぞれ。他人の価値観を押しつけられる必要は
なくて、自分の価値観で、自分が幸せって思ったら、それでいい。
それが、一番の幸せなんだよなぁ。

他人の目を気にするかどうか。
他人の価値観を跳ねのけることができるかどうかだけなような
気がする。ここに出てくる人たちは、そんな自分の価値観で
幸せを持った人たちなんだ。






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