良薬は口に苦し 良書は心に甘し

読書ブログです。小説あり、エッセイあり、児童書や絵本、詩・写真・漫画など、ジャンルレスに紹介しています。

101個目のレモン 俵万智

101個目のレモン (文春文庫)
俵 万智
文藝春秋
売り上げランキング: 72460

どこからでも読める。
好きなときに読める。

雑誌や新聞、本に書かれたエッセイをひとつにまとめたのが、
この『101個目のレモン』である。

俵さんの文章というのは、熱を含んでいても、
どこか淡々とした印象がある。
だからなのか、短歌と並べてみると、歌が一層引き立つ。
比較の妙であろうか。

たくさんの文章が書かれているので、何を書けば良いかすら
わからなくなってしまうが、読んでいて、まず思ったのが
筆者は無類の本好き、読書家であることだ。
エッセイにも本の解説やさまざまな雑誌について書かれて
いるのだが…えっ、そんなものまで読むのですか?と思う
ものまで紹介されているのです。

お仕事で必要に迫られてというよりも、興味があって、
好きで読んでいる印象があり、自分なんかはまだまだ本好き
とは言えないなと思った次第です。

そして、俵さんの交友関係にも興味をそそられるものがありますね。
江國香織、一条ゆかり、柳美里、北杜夫…登場する人物だけでも
このメンバー。
特に一条ゆかりさんの『有閑倶楽部』の解説が面白かったです。
解説を読む限りでは、イメージ通りという感じがしました。

そして、一番好きなのはご自身でも好きと仰っている「弟の結婚」です。
弟さんが入籍されたこと、デートをしたこと、結婚式を挙げたことなどが
短い文章に詰まっています。
その文章の合間に短歌があるのですが、絶妙な加減で挿入されてることで、
更に情感が増すのです。

俵万智さんの短歌いいですね。
年を経てわかる味わいなのかもしれないですね。






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