良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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魔術 芥川龍之介 丹地陽子

魔術 (1年生からよめる日本の名作絵どうわ)
芥川龍之介
岩崎書店
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まさか、芥川作品を児童書で読むことになるとは思いません
でした。

こうやって改めて読んでみると、細かい部分までよくできて
いるなと関心してしまいます。
さすが、時代を超えてなお読み続けられている作家さんですね。

物語は、主人公の僕がインド人のマテイラム・ミスラの屋敷
に足を運ぶことから始まります。
魔術の大家である、ミスラ君の魔術を目の前で見るために
訪れるのです。
その要望が叶い、彼の不思議な術を見た僕は、今度は
「魔術を教えて欲しい」とミスラ君に懇願するのです。
その発言に対して、ある条件を提示するのですが…。

はじめは、物語がよくわからないのですが、途中から一気に
物語に惹きつけられます。
そして、気がつくと、主人公と同じように魔術の中で過ごして
いるような感覚になってしまいます。
ふと気がつくと、魔術は解かれて、現実の世界に引き戻されて
しまう…何気ない日常でも似たようなことがあるのかもしれない
と思ってしまいました。

魔術というものを題材にしているにも関わらず、こんなにも人間
の欲望をわかりやすく描いているのは凄いですね。
魔術、欲望に加えて、最後に教訓も添えてあります。
その教訓も、主人公の行動を見ていると、納得できてしまいます。

『赤い鳥』という本に『魔術』をはじめとする五編の童話が収録
されているということなので、今度探して読んでみようと思いました。






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