良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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銀の匙3 荒川弘


不器用だけど、真面目で、面倒見の良い八軒が成長していく様
を見るのが毎回楽しい。
巻を増すごとに、魅力的な主人公になっているような気がする。

今回のテーマは、働くこと、お金を稼ぐことなのかな。
高校入学してはじめての夏休みで、バイトをした八軒。
同級生の御影の牧場で住みこみをしながら、毎日、朝早くから
夜遅くまで働きづめの日々を送る。

彼が真面目だからなのかもしれないが、文句も言わず、汗水たらし
ながらあくせく働いている様は見ていて心地よいです。
本来、人間が働くというのは、こういうことなのかなと思ってしまう。

そして、そんなハードなバイト生活の合間にも、おいしそうな食べ物
がゴロゴロ出てきちゃいます。
今回は、焼きたてのトウキビ、搾りたての牛乳がおいしそうでしたね。
バイトが終わると、夏休みも終わり、新学期が始まります。
よくある、夏休みの間に激変みたいなことが蝦夷農でも起きちゃい
ます。
同級生の多摩子と常盤があり得ない姿で現れてビックリ!でも、
一瞬なんですけどね。(笑)

毎回、そうですが、笑いだけでは終わらないのが銀の匙。
今回は、「豚丼」について、八軒がある決定を下します。

豚丼とは…授業で家畜として飼っている豚のことです。
先生が予定通り、豚丼を出荷させると言い、その言葉に反応するかの
ように彼はある言葉を発します。
それが、今後どのように展開するかは予想だにしないのですが、
そこに至るまでの過程が心に染みるんですね。
八軒のことを頑張れって応援したくなってしまうんです。

生きるとか、食べるとか、命をいただくとか、生きていると答えがない
問題にたくさんぶつかりますよね。
つい、そういう面倒なことは、目を逸らして見ないふりしてしまうけど、
八軒は真っ向から立ち向かっていくんですよね。
結果はどうあれ、立ち向かうことに意味があるし、そこから学ぶことが
必ずあるんだろうな…そんな気がします。






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