良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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最後の恋 MEN'S 石田衣良 朝井リョウなど

最後の恋 MEN’S: つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)
朝井 リョウ 石田 衣良 荻原 浩 越谷 オサム 伊坂 幸太郎
新潮社 (2012-05-28)
売り上げランキング: 7,493

最後の恋というよりも、忘れられない恋とか、別れがたい恋という
言葉の方が似合うような気がする。

タイトルに惹かれて、手にした一冊だっただけに期待が大きかった
のかもしれない。
それぞれの話は面白いのに、求めていたものとは違う。
だから、肩透かしをくらったような気分になってしまうのだ。

でも、その中で求めていた最後の恋がひとつだけ存在していた。
石田衣良の『イルカの恋』である。

美しい描写、残酷なまでに引き裂く恋の切れ目。
どん底まで突き落とされる恋人たちの最後を見届けるのが読者にできる
唯一のことに思えてならなかった。

石田衣良は、実は敬遠していた作家さんなのです。
デビュー当初何冊か読んだのですが、すごく淡泊に感じてしまい肌に
合わなかったんですね。
けれど、この作品を読んでみて、結論を出すのを早まったなと思いまし
たね。

もしかしたら、当時の自分にはまだこの美しさが理解できなかったの
かもしれないですね。
今からでも、石田氏の作品追いかけてみようと思いました。

そういえば、掲載されている作家さん。
石田衣良以外ははじめて読む作家さんばかりでした。
どの作品も良かったですが、興味深かったのは、朝井リョウ
『水曜日の南階段はきれい』と橋本紡『桜に小禽』の二作品です。

朝井さんのお話は、最後の恋がテーマにも関わらず高校生の恋の物語。
いかにも青春って感じで爽やかなのに、二人だけの誰も知らない秘密の
関係が甘酸っぱくて良かったです。

そして、橋本さんは同棲をしていた恋人たちの最後の一日を描いている。
こういうの地味だけど好きなんですよね。
なんていうか、二人だけにしかわからない思い出を噛み締めたり、
手放したりする作業が痛くても、いいなって思ってしまうんですよね。






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