良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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さとりくん 五味太郎

さとりくん (おはなし広場)
五味 太郎
クレヨンハウス
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さとりくんは、生まれつき悟っている鳥。
はじめての雪を見ても驚かないし、はじめて蝶々が飛んでいる
のを見ても喜びもしない。

まるで、悟りを開いたお坊さんのように、常に平常心で、
心が乱れることがないのがさとりくんなのである。

でも、そんなお利口さんで、おすましさんな彼を五味さんが
よかったよかったと終わらせることはありません。
途中で、さとりくんのことを「嫌なガキ」「おじいさんみたいな
性格」と表現したりしちゃいます。

しかも、読み進めていると、読者視点からでも、このままでは
まずいよね。
そういう生き方つまんないんじゃないかなと思ってしまうん
ですね。

もちろん、五味さんはそんなことを織りこみ済みなのです。
ある劇的な出来事が、さとりくんに起こるのです…。

ちょうど、ラジオで現代の若者はさとり世代であるという話を
聞いていたので、気になって読んでしまいました。
さとり世代とは…「ゆとり世代」の次世代にあたる「浪費を
しない」世代のことを指すようですね。

たしかに、さとりくんのように生きていたら、人生は波風
立たないので楽かもしれません。
ただ、そういう生き方って、真似したいとは思わないし、
魅力も感じないんですよね。

大変かもしれないけど、楽しんだり、喜んだり、怒ったり、
悲しんだり…。
感情をだしながら生きる方がいいよなと思ってしまうのです。

現代の若者たちが、五味さんの絵本を読んだらどう感じるのか。
ちょっと、聞いたみたいなと思ってしまいますね。






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