良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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魔女モティ 柏葉幸子

魔女モティ (文学の扉)

モンスター・ホテルシリーズを制覇したと思ったら、またしても柏葉さんの本で魅力的なシリーズを見つけてしまいましたよ!


なんて魅力的な物語なんだろう。
ファンタジーなのに、甘くない。
甘くないどころか、厳しい現実があることを見せつけられてしまう。
だからこそ、この家族が強い絆で結ばれていることがわかるんだろうな。

物語は、小学五年生の紀恵(キーちゃん)が家出をするところから始まります。
一人で公園のブランコに乗っていると、突然黒猫のペローに声をかけられます。
帰るところがないことを告げると、ある人の家族になるバイトをしないかとスカウトされるのです。

家族になることを承諾したキーちゃんは、見知らぬ土地の見知らぬ家の門を叩くことになるのですが、なんとそこで出会った家族とは魔女とピエロだったのです。

家族構成は、母親が魔女のモティ、父親がピエロのニドジ、そして娘がキーちゃんという…あり得ないだろう的な疑似家族。
なんちゃってで始まった疑似家族も、顔を突き合わせている内にだんだん気心が知れていくんですよね。

なぜペローが家族を探していたかも、モティがどんな魔女なのかも、お話を読んでいくと徐々に明らかになっていきます。
もちろん、お母さんは魔女なので、事ある度に魔法が出てきます。
個人的には嵐の中で椅子で空を飛ぶのは勘弁して欲しいと思ってしまいましたね。

このお話は、モティ、ニドジ、キーの三人の関係を描きながら、家族とは何かということを問いかけた作品なような気がします。
それぞれが家族に関する悩みを抱えていて、その悩みを三人が家族でいる
ことで居場所を見つけたり、家族の必要性を学んだりするのではないかなぁ。
素敵なお話に、そんなメッセージが入っているような気がするのです。





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