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この表紙も気になってたんだよなぁ。
こんな怖い顔しているワニなのに、タイトルは『こころやさしいワニ』って、一体全体どういうこと!?って思っちゃうんですよね。
そうしたら…本当にどのページを見てもやさしいワニくんしかいないからビックリ!
やさしくて、働き者で、面倒見がよくて…。そんなワニくんの願いは、ただひとつ。
「人間の家で飼われたい」ということでした。
こんなにやさしいんだから、誰かが飼ってくれるんじゃないかって希望的観測をもってしまうのですが、いやいや、そんなことないんですね。
誰もワニくんを飼おうとはしないんです。
でも、そこでめげないのが彼のすごいところですよね。
やさしいだけじゃなく、頭もいいのです。
ワニくんが思いついたのは、絵本に入りこむということ。
昼間は絵本、そして夜になったら…。
これは面白いというか、斬新というか、こういう発想考えたことないなって感じの不思議な物語でした。
原語がイタリア語の絵本なので、イタリアのユーモアでもあるのかな。
日本人には馴染みのない感覚なんだけど、そこがなんともツボに入るのです。
この絵本、欲しいなぁ。
家に置いておきたくなる絵本です。
ルチーア・パンツィエーリ 岩崎書店 2012-08-21
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