良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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向ヒ兎堂日記1 鷹野久

向ヒ兎堂日記 1 (BUNCH COMICS)

最近、妖怪ものばかり読んでいるような気がする。
しかも、どれも毛色が違って面白いんだなぁ。
でも、続き物が多いから始末に負えなかったりする。


向ヒ兎堂日記(むかいうさぎどう)は、物語が始まってすぐに妖怪が出てくる。
でも、一見すると妖怪かどうかすらわからない。
見事なまでにかわいい女の子に変身している千代は、実はタヌキの妖怪なのだ。
千代は、なぜだか伊織が経営する『向ヒ兎堂』という貸本屋に住んでいる。

この貸本屋、ただの本を扱っているのではない。
妖怪関係の書物を専門に扱っているお店なのである。
しかも、隠れて妖怪本を収集しているのだ。

時は明治。文明開化華やかなりし時代にあるお触れが出回る。
『違式怪異条例』という条例ができ、怪談・妖怪と名の付く本はすべて没収されてしまう。
しかも、検閲官が常に目を光らせ町を闊歩していたりするから怖い。

伊織のもとにやってくるのは、気のよい妖怪が多いのかな。
何かに困って、彼に頼み事をしにくる。
ここでは人間よりも、妖怪たちの方が情緒があって、人情味溢れているような気がする。

それと対比するかのように、人間たちは大切な何かを捨ててしまい、文明というものに寄りかかりすぎているようにも見えてしまう。
時代は明治だけど、今の自分たちに置きかえて読むこともできてしまいますね。

心地よい空間、緩やかな流れ。
この雰囲気大好きですね。
2巻が早く読みたいと思ってしまいます。





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