良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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金曜日の砂糖ちゃん 酒井駒子

金曜日の砂糖ちゃん (Luna Park Books)

「金曜日の砂糖ちゃん」「草のオルガン」「夜と夜のあいだに」の3つの物語が収められた絵本である。


でも、これを物語と呼んでよいのだろうか…。
幻想的でかつ主題も捉えどころがない不可思議な世界観は、背筋が寒くなるような怖さを持っている。

「金曜日の砂糖ちゃん」は、たった一人で草原で眠っている少女に虫たちが寄ってくる話。

「草のオルガン」は駆けていく少年の目の前に大きな草原とオルガンが突然現れるお話。

「夜と夜のあいだに」は、夜のはざまに目を覚ましてしまった少女のお話。

どれも現実にありそうでなさそうな情景であり、どこか不安定さすら漂わせている。

駒子さん独特の黒を基調にした絵の世界が、更に心にさざなみのようなざわめきをもたらすのかもしれない。

子どもだから、あどけなくて純粋であるとは限らない。
真っ白な側面だけではなく、闇に包まれた黒い側面もあるのかもしれないと、この絵本を手にしたら思わざるをえない。





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