良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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キャベツ 石井睦美

キャベツ (講談社文庫)

ぶっ!いきなり、吹き出しそうになってしまった。
これ面白すぎる。


見かけは、普通の大学生の男の子が、料理をはじめた途端に、いきなり「ほら、やっぱり。それにしてもわたしってついている。
それって日ごろの心がけの賜物かしら…。」とか言い始めるんですよ。

実際に口に出すわけではなく、心の中で話しているだけなのですが、何度も何度も似たような場面が登場します。
この心の中での妄想シーンがとにかく面白いんですよね。

普段は、全然面白くない、むしろ生真面目な主人公の洋(ひろし)。
趣味は料理に読書に妄想。
訳あり家族で父親がいません。

働いている母親と妹のために日々のごはんを毎日作り続ける洋は、同年代の友達からも変わったヤツと思われているんですよね。

何の予備知識もなく読んだせいか、こういうお話いいなと思いましたね。

なんだろう…。
厳しくてつらい人生の中にも、息抜きする方法や楽しむ方法というものがあって、それが必ずしも現実的な解決法でなくてもいい。

妄想して回避することもありだよ。
本人がそれでいいと思えば、方法はなんだっていいんだと言われているような気になってしまいます。

洋が作る料理は本当においしそうです。
大学生男子とは思えないようなマメさと知識。
やはり、主婦目線なのかな。

そうそう、作中に長新太さんの絵本『ぶたまやさんとキャベツくん』が出てきて、ニヤリとしてしまいました。





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