良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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遠い町から来た話 ショーン・タン

遠い町から来た話

ショーン・タンの絵本は、どれもハズレがないから今回も期待していたんですよね。


ところが…これは、今まで読んだ作品の中で、一番読みづらかったですね。

ショーン・タンの絵本って、規制の枠を超えたとんでもない物語ばかりなんです。
誰も知らない世界、未知の生物、読めない文字…。
そんな不可思議なものがいっぱい詰まった宝箱のようなお話がたくさんあるのです。

『遠い町から来た話』には、たくさんの物語があります。
不可思議な物体、奇妙な出来事、薄ら寒い未来などなど…。
どれもとびきり上等の宝石のような煌めきを持っているんだ。

じゃあ、何が読みづらいの?という話になりますよね。
この絵本は、宝箱に収まりきらないほどの宝物をたくさん詰めこみ過ぎてるんですよね。

だから、疲れてしまう。
そして、文字の量も多い。
もはや絵本ではなく短編小説的な感覚で身構えて読まなくてはいけない。

ひとつの物語はすごく短いのだけど、文字を追うことに集中しなくてはいけないので世界にカチッと嵌まり込むことができないんです。

壮大な世界、奇妙な空間へ入り込む間もなく次の物語へと切り替わってしまう…。
こういうのってもったいないって思ってしまうんですよね。

そういう意味ではここに収録されている『エリック』という交換留学生のホームステイのお話は単独で絵本化されたので良かったですね。

やはり、ひとつのお話に没頭できるような絵本に仕上がっていて欲しいなと個人的には願うわけです。





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