良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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半神 萩尾望都

半神 (小学館文庫)

もう10年以上前になるだろうか…。
友人に勧められるがままに読んだ萩尾望都の『半神』。


あまりの衝撃に全身が総毛立ったことを覚えている。
そして、半神の物語も忘れることなく記憶に刻まれてしまったのだ。

あれから年月が経ち、再び手にしてみたが、古さは微塵もなく、あのときと同じ感覚が蘇ったことに驚かされた。

表題作である半神は、双子の姉妹ユージーとユーシーの物語である。

双子の姉妹といっても、ふたりの体は腰の部分でつながっているため、離れることができない。
ふたりいるけれど、ひとつの体で生きていかねばならない運命を背負った悲しい姉妹。

しかし、妹のユーシーは、そんな運命も知らずに天使のような笑顔と美しさをふりまいている。
それとは反対に、妹の栄養を取られみすぼらしい姿をしている姉のユージーは、己の運命を憂い嘆くのだが、ふたりの運命はいかに…。

わずか16ページの物語を説明するのに、熱く語ってしまいました。
でも、こういう素晴らしいお話は時代を超えて読み継がれてほしいと思ってしまうんですよね。

半神だけでも十分面白いのですが、他にも短編が収められています。
踊り子との禁断の恋を描いた『ラーギニー』、決して結ばれることのない恋人たちを描いた『酔夢』など、全10編の珠玉の短篇集。

まだ読まれたことがないという方は、萩尾ワールド体験してみることをオススメします。





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