良薬は口に苦し 良書は心に甘し

読書ブログです。小説あり、エッセイあり、児童書や絵本、詩・写真・漫画など、ジャンルレスに紹介しています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

永遠の詩 (全8巻)4 中原中也

永遠の詩 (全8巻)4 中原中也

歌うように、叫ぶように、告白するように、僕はすべてをさらけ出す。
あの日、失くしたものは、もう手にすることはできない。
悔しくて、哀しくて、泣きそうになったとしても、どうにもならない。


真実はどこにあるのだろう。
抗うことに意味があるのだろうか。

生きること、愛すること、戦うこと…。
そこに意味なんて存在しないのではないだろうか。

人生は泡沫だ。
浮かんでは、消えていく。
切ないほどに短くて脆い。

人は、ほんの一瞬の恍惚のために生きているのではないだろうか。
そして、一瞬の恍惚があるから生きることができるのかもしれない。

久しぶりに、気になって中原中也の詩集を手にしてみた。
学生の頃に、中也の詩に夢中になり、こんな言葉が紡げるようになりたいと、何度も何度も分厚い詩集を読み返したことを思い出してしまった。

年を経て、今また彼の言葉を見ると、その頃とは受け止め方が全く異なることに驚く。

あの頃の熱情は嘘のように醒めている。
冷静に見ているせいか、あることに気づく。

中也の詩は、言葉の波があるのだ。
リズムに乗せて歌うように朗読できそうな気がしてしまう。
そして、言葉が美しい。
美しすぎると言っても良いほどだ。

言葉は、作家のすべてを語るのだろう。
そんなことを感じてしまった。





ブログランキングに参加しています。応援してくださると更新の励みになります☆

ブログランキング・にほんブログ村へ FC2ブログランキングバナー
スポンサーサイト

スポンサーサイト

*Related Entry

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://goodsuccess.blog117.fc2.com/tb.php/547-b4315a1a
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。