上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

短歌なのにアメリカの匂いがする。
穂村弘なのに、ハードボイルドな格好良さを感じてしまう。
銃をぶっ放す。
犯罪者が逃げ惑う。
恋も、遊びも、日常も、すべてが日本ではなく、遥か彼方での出来事のように遠く感じてしまう。
井筒氏の絵が五七五の歌を本来の言葉とは、まったく別のものへと変化させる。
短歌と絵が火花を散らして化学反応を起こす。
汚い言葉すら、スタイリッシュな響きを醸し出すのだから不思議だ。
穂村弘の短歌からイメージしたイラストを後から井筒啓之が描いたものだそうです。
だから歌と絵がピッタリ合ってるのでしょうね。
逆の順序では、このコラボは成立しないのだろうなぁ。
井筒氏の絵はどこかで見たことがあると思ったら、宮部みゆき『人質カノン』、ダニエル・キース『五番目のサリー』の装幀を手がけてた方だったんですね。
こうやって見せられると、穂村弘のイメージが変わるなぁ。
別の側面から見ることができて良いですね。
ブログランキングに参加しています。応援してくださると更新の励みになります☆

スポンサーサイト