良薬は口に苦し 良書は心に甘し

読書ブログです。小説あり、エッセイあり、児童書や絵本、詩・写真・漫画など、ジャンルレスに紹介しています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

銀河鉄道の夜 宮沢賢治 清川あさみ

銀河鉄道の夜

銀河鉄道の夜は、ますむらひろしさん原画の映画で何度も見ているから、物語の大枠はわかっていました。
でも、実は宮沢賢治の原作の文章はきちんと読んだことがなかったんですね。


改めて、大人になってから、銀河鉄道の夜に触れてみると、しんみりとした切ない気持ちになってしまいますね。
映画のイメージもあったので、清川あさみさんのアートもきらびやかで派手なものを想像していたのですが、どちらかというと地味で落ちついた感じのアートでしたね。

もしかしたら、ジョバンニとカンパネルラの気持ちに寄り添って、モノトーンにしたり、どこか無機質な情景に仕上げているのかもしれないですね。

物語のあらすじは、端的に言ってしまうと、ジョバンニとカンパネルラの友情物語であり、ふたりの銀河鉄道の旅の記録でもあるのかなと思います。

内容を詳しく書いてしまうと、結末に触れなくてはいけないので、敢えて曖昧に書いておこうと思います。

映画で見ると、ジョバンニとカンパネルラはすごく仲の良い友達同士に見えるのですが、原作を読むと、ほんとうに、この二人は友達なんだろうかと疑問に思ってしまいます。

優等生でお金持ちのカンパネルラに対して、ジョバンニは優等生ではなく、うちも裕福ではなさそうなんですよね。

銀河鉄道に乗る前は会話すらしていない状況…。
それが、銀河鉄道で再会した途端、普通に話をしているというのが、少し違和感があったなぁ。

よくありがちな、成長とともに関わりが変わったり、友達同士の派閥みたいなものができたりという影響もあるのかもしれないですね。

大人になった今読んでも、すべてが理解できるというものではなく、謎は謎のまま、不可思議な出来事は不可思議なまま、存在しているのだなと感じました。

もしかすると、日常で起こる謎も、謎のまま、解明する必要はないのかもしれないですね。
そんな、とりとめのないことを思ってしまいました。





ブログランキングに参加しています。応援してくださると更新の励みになります☆

ブログランキング・にほんブログ村へ FC2ブログランキングバナー
スポンサーサイト

スポンサーサイト

*Related Entry

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://goodsuccess.blog117.fc2.com/tb.php/576-189b23ba
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。