良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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雪のひとひら ポール・ギャリコ

雪のひとひら (新潮文庫)

美しくてきれいな物語が、ゆるかやに描かれているだけだと思っていた。
だからなのか、読み始めたばかりの頃は、少し退屈に感じていた。


それが、ある瞬間から、主人公である雪のひとひらの旅を、冒険を、人生を最後まで追いかけてみたいという気持ちになっているのだ。

ポール・ギャリコの描く世界は、不思議な吸引力に満ちている。
はるか空高くにある雲の中で生まれた雪のひとひらは、兄弟姉妹たちと一緒に地上に舞い降ります。

はじめは、何も知らなかった彼女も、次第に世界を知り、困難を乗り越え、大切な人と出会っていくのです。

この物語を説明したり、感想を言葉にするのは非常に難しいですね。
端的に物語を説明するのなら、雪のひとひらを、人間の女性にたとえてたったひとりの女性の一生をドキュメンタリー映画にでもしたような物語なのです。

おそらく、雪のひとひらは、女王様でもなければ、大女優でもなく、キャリアウーマンやアーティストでもないはずです。
きっと、他の兄弟姉妹と同じ、どこにでもいる普通の女性なんだと思います。

普通の女性の一生なら面白くないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
むしろ、普通の人だからこそ、共感できるし、応援したくなるんだと思います。

そして、彼女を見ていると、どんな人にもドラマがあるんだなということが、わかるはずです。





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