良薬は口に苦し 良書は心に甘し

読書ブログです。小説あり、エッセイあり、児童書や絵本、詩・写真・漫画など、ジャンルレスに紹介しています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

室生犀星詩集 室生犀星

室生犀星詩集 (新潮文庫 (む-2-6))

福永武彦によって編集された、この詩集はよくまとまっている。
さまざま詩集、時代をまたいだものが混ざっているにも関わらず、読み手には違和感を感じさせない。


違和感を感じさせないどころか、はじめからこの一冊のために書かれた詩なのではないかとすら思ってしまう。

犀星の詩の中で印象に残るのは、幼子を亡くした後の悲嘆にくれた作品ではないだろうか。

「忘春詩集」では、そんな犀星の深い悲しみ、死を受け入れることができない心の様子を描いたことばで埋めつくされている。

それとは対象的に、恋の詩も印象に残っている。「四十路」、
「けふほれてあすわかれ」を読むと、しっとりともの思いに耽ってしまうのてます。

つくづく思ったのが…。
作品を通して、こんなにも作家の人生を垣間見ることができる詩集というのは珍しいのではないだろうか。

そういう意味では、室生犀星というのは、ありのままの自分を表現した詩人ともいえるのかもしれないですね。





ブログランキングに参加しています。応援してくださると更新の励みになります☆

ブログランキング・にほんブログ村へ FC2ブログランキングバナー
スポンサーサイト

スポンサーサイト

*Related Entry

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://goodsuccess.blog117.fc2.com/tb.php/592-f134b59c
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。