良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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ことばを生み出す三角宇宙 谷川俊太郎 高田宏 吉本ばなな

ことばを生み出す三角宇宙 (朝日文庫)

作家たちの対談集である。
三人三様というよりも、当時まだ25歳であった吉本ばななという希世を取り囲んで、大御所のおじさま、谷川氏、高田氏が料理をするという構図に見えてしまう。


そこも、仕事での対談ではなく、あそびの余白としての語りなような気がしてしまうのだ。
それがまた会話の妙であり、作家同士のことばあそびなのだろうな。

相手から何を引き出すか、どう突っ込みを入れるか、そんなことばの駆け引きをしている様が見ていて心地よい。

しかし、そこは心地よさだけではない。
作家の業のようなものを見せつけられるのだ。

作家の生活、仕事、考え方、そういった話題から覗き見る一部がぞっとするほど美しい。
それは、作家としての姿勢であったり、一人の人間としての捉え方であったり、譲れない一面であったり…。

作家という生き物は面白い。
デビュー当時は、よしもとばななの小説だけを読んでいた。
だからこそ、当時の匂いを感じることができて良かったです。

谷川俊太郎と吉本隆明は交流があったんですかね。
会話の中でお父さん(隆明氏)のことを聞く場面があったり、よしもとばななとプライベートで会っているような発言が
あったりして興味深かったです。

そんな作家同士の関係性も垣間見える一冊です。





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