良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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忙しい日でも、おなかは空く。 平松洋子

忙しい日でも、おなかは空く。 (文春文庫)

まず、エッセイ
次に簡単なレシピ。
最後に料理の写真。


この順番が最初から最後まで繰り返されていく。
実に、単純な構成だが、これが平松洋子の罠なのである。
読むほどに、ジタバタ身悶えしてしまうのだ。

この本、お腹がすいているときには、絶対読んではいけませんね。
もれなく、処理できない口のなかのよだれと、お腹から悲鳴のような腹減り音がついてきちゃいます。

平松さんの文章ってすごいですね。
ただ、文章を読んでいるだけなのに、料理の映像が頭に浮かんでくるのです。

たとえば、かぶについては、こんな風に書かれている。
「むっちり太ったかぶが、八百屋に並んでいる。身の詰まったまっ白のまんまるだ。さっさと手を伸ばせばいいのに、目がくぎづけになったまま、吸い寄せられた。」

もはや、野菜に対する表現の仕方ではないですよね。
まるで、絶世の美女を目の前にしているような美しい表現なんですよね。

ついでに、もうひとつ紹介しちゃうと…。
「私は「あ、食べたい」」となったら、もうがまんできない。火傷しそうな熱々を頬ばると、口のなかいっぱい肉汁がじゅわーっ。噛むたび鶏肉のうまみが勢いよくほとばしる」

これ、鶏のから揚げのエッセイなのですが、もはや実物を見なくても、口がから揚げ食べたくなってませんか?

こんな食欲をそそる文章だから、読み進めていくと、次第に料理の香りや味までイメージできてしまうんですよね。
しかも、でてくる料理の写真は、イメージしたものよりも、ずっとおいしそうなものがでてきます。

どれもおいしそうなのですが、その中でも食べてみたいと思ったのは…。
「冷やしなす」「ささみのだしの卵スープ」「あさり入り蒸し豆腐」「豆腐のオリーブオイルがけ」。

まだまだ書きたいのですが、書けば書くほどお腹がすいてしまうので、この辺でやめておきます。

食べることが大好きという方にオススメの一冊です。

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