良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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うた恋ぃ。4 杉田圭

超訳百人一首 うた恋い。4

運命の輪を壊すことはできない。
たとえ、それが恋という名のもとにおいても、越えられない垣根というものがある。


欲しても手にすることができない。
下手をすると、欲することすら許されない。

恋煩うことは、喜びでも、楽しみでもなく、ただ生きることを煩わせる困難に成り下がってしまう。

それは、もう絶望どころの騒ぎではない。
絶望を通り越して、魂すら吸い取られてしまうような行為なのだ。

毎回楽しみにしているうた恋ぃも、ついに4巻まで出てしまったんですね。

もういい加減、切ない恋の話はでてこないだろうと思っていたのですが、今回も胸をキューッと締めつけられる切なくて、悲しいお話がでてきます。

特に印象に残ったのが、紀貫之の物語です。
紀貫之って、お堅くて真面目な人というイメージだったのに、見事にそのイメージが崩壊しましたね。

幼少期は女だらけの妓女たちに囲まれて育ち、成人してからは後ろだてもなく先が見えない毎日を過ごす。
やさぐれて、なにを糧に生きればいいかもわからなくなっていたときに、幼少期に憧れていた妓女の椿に再会するのです。

やさぐれていた貫之も、恋に落ちたことで男としての転機を迎えます。

こうやって見ると、改めて男という生き物は弱いものだなと思ってしまいます。

そして、素敵な女性に出逢うことで成長していくのも男子なんですよね。

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