良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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思い出のとき修理します 谷瑞恵

思い出のとき修理します (集英社文庫)

ありえない。
そんなこと、あるわけがない。
でも、期待してしまうんだ…。


『思い出のとき修理します』、そんな看板が店先にあったら…どう思うだろうか?

見ないふりをして通り過ぎてしまう人が大多数かもしれない。
でも、修復したい思い出がある人は、思わず立ち止まってしまうのではないだろうか。

主人公の明里(あかり)もその一人。
仕事に疲れ、恋に破れ、何もかも捨ててたどり着いた思い出の商店街で、ふと見つけて立ち止まってしまうのだ。

それは、明里が引っ越してきた斜め向かいにある飯田時計店のショーウィンドウの片隅に飾られていた。

すぐに店主である秀司と、そして妙なノリの太一と知り合う。
そして、二人と出会ってから、他人の思い出に関わるようになるのだ。

でも、肝心の『思い出のとき修理します』というのがどういう意味なのかは聞けないまま、時間だけが過ぎてしまう…。

こういう設定好きですね。
物語は現代なんだけど、どこか昭和の懐かしい景色が見えてくるようなお話なんですよね。

昔懐かしの光景がありつつも、『津雲神社通り商店街』はシャッター街であり、商店街を歩く人もまばらであるという現実がある。

でも、何もないわけではないんですよね。
過去、現在、未来と連綿と続いてるものがあるんですよね。

それは、記憶かもしれないし、大切なものかもしれない。
もしかしたら、大好きな人かもしれない。

何かが何かにつながることで、止まっていた時間が動き出すのです。
そのときには、思い出のときも修理されているかもしれませんよね。

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