良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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九月姫とウグイス サマセット・モーム

九月姫とウグイス (岩波の子どもの本)

サマセット・モームで知っていることといえば、タイのザ・オリエンタル・バンコクホテルのスイートルームに長期滞在していたということと、『月と六ペンス』の作者ということだけだ。


それ以外、何も知らない。
それにも関わらず、最初に手にした作品が、児童文学の『九月姫とウグイス』で良かったのだろうかと思案してしまった。

読みやすくて、流れるように読むことはできたが、勢い余って肩すかしをくらったような変な気分なのだ。
それとも、これがモームの作風なのだろうか…。

物語は、まだタイ王国がシャムと呼ばれていた頃のお話である。
国王夫妻に、はじめ二人の王女が生まれ、「昼」と「夜」と名付けた。

しかし、その後さらに二人の王女が生まれたので、名前を「春」「夏」「秋」「冬」とした。

それから、さらに三人のお姫様が生まれ…。

はじめのこのくだりが、どう捉えてよいのかわからず戸惑ったまま物語が進んでいくのです。
結果的にお姫様たちの名前は月の名前に変わり、末っ子は九月姫と名付けられるのです。

シンデレラ姫とか、西洋の童話を彷彿してしまうのは、やはりモームが西洋人であるからなのかもしれないですね。

九月姫とウグイスは出会ってしまいます。
互いをわかり合う友人として、いやそれ以上の関係かもしれない。

心の友、心の拠り所として関係性を築いていきます。
でも、互いの想いの量がずれてしまうと…。
それまでの均衡が崩れてしまうのです。

どうしたいか、どうあるべきかは、他人が決めるのではなく、あくまで自分たちが決めるということが何事においても大切ということなのでしょうね。

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