良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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強運の持ち主 瀬尾まいこ

強運の持ち主 (文春文庫)

こんな占い師さんだったらみてもらいたいなぁ。
もう、笑っちゃうくらい、適当でいい加減なんですよ。

誕生日や名前を聞いても計算している振りをしているだけだし、
直感と話術で相手の性格を言い当てて、最後はお客さんに気持ちよくなって帰ってもらうという…。

真剣に占いをみてもらいたいと思っている人からすると、ふざけていると思うかもしれないですよね。
でも、占いって、これくらいの適当さがあった方がいいような気がします。

いきなり、占い師について語っても、なんのこっちゃって感じですよね。

実はこの物語の主人公が占い師なのです。
名前は、ルイーズ吉田。
いかにも、占い師って感じの名前でしょう?

3年前までは、事務用品の会社でOLをしていたのですが、上司との折り合いご悪くて半年で退社してしまいます。
退社後、アルバイト情報誌で見つけたのが、今の占い師のバイトという訳です。

そして、ここからルイーズの本領が発揮されます。
はじめは研究所に属して、真面目に占っていたのですが、真面目をやめて直感で占うようにしたところ、あれよあれよという間に評判となり、独り立ちするまでになってしまうのです。

こうやって書いしまうと、強運の持ち主はルイーズに思えてしまいますよね。
でも、そうではないんです。
強運の持ち主はルイーズではなく、ルイーズの彼氏の通彦なのです。

その通彦はというと…。
公務員として市役所でごく普通に働いているだけで、才能も発揮しなければ、何かをして成功するような気配もないんですけどね。

このふたりのやりとりを見ているだけでも楽しいのですが、ルイーズとお客さんとのやりとりも楽しいんですよね。

変なお客さんが多いんです。
小学生男子が占いに来たり、彼の気を引きたいと女子高生が何度も来たり、物事のおしまいが見えるという大学生なんかも来ちゃうのです。

いつもは、ちゃらんぽらんの占い師ルイーズも、こういうときは、真面目に向き合っちゃったりするんですよね。
そんなところも、好感もてたりしちゃいます。

やっぱり、こんな占い師さんいたらみてもらいたいなぁ。
でも、現実にはいないだろうな…きっと。

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