良薬は口に苦し 良書は心に甘し

読書ブログです。小説あり、エッセイあり、児童書や絵本、詩・写真・漫画など、ジャンルレスに紹介しています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

オレがマリオ 俵万智

オレがマリオ

311が起きた後、仙台にいたご両親と息子さんに再会できたのは、4日経ってからだったという…。


その後、仙台の住まいを離れ、西へ西へと向かった万智さん。
今は、息子さんとともに沖縄の石垣島に住んでいるといいます。
その震災から移住までの光景を短歌にしたのが、この歌集です。

万智さんの『風が笑えば』『あれから』を読んでいるので、すでに既読の歌もありますが、何度読んでもあのときの光景が蘇ってきます。

僕は被災したわけでもないし、大切な人を失ったわけでもない。
でも、ビルの12階で今まで体験したことのない巨大な地震にあったことで、それまで自分の中にあった、考え方や行動といったものが、必ずしも正しいわけではないんだなということを痛感しました。

そして、311を機にそれぞれがそれぞれの決断をして今に至っているのではないかと思うのです。

震災のときにTwitterを活用したこと、100円があってもおにぎりが買えなかったこと。

そして、石垣島へ移住してからの日常。
不慣れな土地に少しずつ慣れていく様子、ゲームを手放し外で元気に遊ぶ息子の姿、美しく青い海とたっぷりの自然に囲まれた生活…。

詠まれているのは、大部分が移住後の短歌なのですが、なぜか震災の歌が根強く胸に残っているのです。

それは、決して震災と移住は対極にあるものではないからなんでしょうね。

すべてがつながっていて、その延長上に今の生活がある。
だからこそ、我がことのように良かったと安堵するのでしょうね。

ブログランキングに参加しています。応援よろしくお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ 


スポンサーサイト

スポンサーサイト

*Related Entry

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://goodsuccess.blog117.fc2.com/tb.php/710-51665458
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。