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あぁ、なんとも幻想的で、夢のようなお話なんだろう。
本好きであれば、誰しもモリスがいた世界に行きたいと思うのではないだろうか。
本がなによりも大好きで、いつでも、どこでも本を読んでいたモリス。
ところが、ある朝突然、風が吹き荒れてすべてが吹き飛ばされてしまう。
家も町も、もちろん大切にしていた本や自分で書いた言葉さえもすべてなくなってしまうのだ。
でも、彼はたどり着いてしまう。
本が空を飛んでしまう不思議な世界に…。
しかも、モリスはそんな羽ばたく本が山のようにある図書館みたいな場所で生活するようになる。
呼ばれるように、導かれるようにたどり着いた場所。
そこを憩いの場、終の住みかとしてしまう。
きっと、彼にとっては大好きな本があれば、どこでも誰とでもうまくやっていけるのだろう。
一番大好きなものが常に側にあるというだけで、人は幸せになれるものなのかもしれない。
それだけではなくて、大好きなものに囲まれていると、心が強くなれたり、安らかな気持ちでいられるようにもなるのかもしれない。
そう考えると…。
モリスはとっても幸せな人生を送ったんだろうなぁ。
うらやましい。
僕もそんな人生を送ってみたいって思ってしまう。
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