良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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チョコレート革命 俵万智

チョコレート革命

話題になった当初は、『サラダ記念日』も、『チョコレート革命』も、まったくといっていいほど興味がなかった。


それが、ここ最近急に短歌に興味が向くようになってきたのだ。
俵万智さんや穂村弘さんなど、現代語で楽しく短歌を詠む歌人さんに出会えたことも大きいのかな。

でも、それ以上に大きいのは年齢なんでしょうね。
年をとるほどに、日本の文化への感心が強くなっているような気がします。

この歌集は、1997年に刊行されたものである。
当時、センセーショナルで、まさしく革命的な作品だったのではないだろうか。

大人になった今読んでも、ドキッとしたり、ギョッとしたりする短歌があるのだ。
それがひとつふたつあるというのではなく、至るところにトラップのように置いてあるのだ。

「友だちに戻れないかもしれないと思えば寂しい口づけなども」
「抱かれるきっかけずるき我にして「あなたが決めてください」と言う」
「携帯電話にしかかけられぬ恋をしてせめてルールは決めないでおく」
「家族という制度のなかへ帰りゆく君はディオールの香り残して」

物議を醸し出してもおかしくない歌の数々…。
もちろん、これらは自伝でもなんでもなく、短歌という創作物である。

でも、創作物にも香水の残り香のようなものがまとわりつくのではないだろうか。

人の心を揺さぶるものというのは、単なるフィクションではないと思うんですよね。

そこには、強い想いがあり、忘れられない感情がある。
だからこそ、その想いや感情を言葉にたくすのではないのかと思うのです。

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