良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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ヒア・カムズ・ザ・サン 有川浩

ヒア・カムズ・ザ・サン (新潮文庫)

僕が知らない、もうひとつの世界があるのだろうか。
もしかしたら、僕が知らない、もうひとりの自分がいるのだろうか。


だとしたら…。
もうひとりの僕は、今何をしているのだろう。

7行のあらすじから生まれたふたつの物語は、同じ登場人物がでてくるだけで、ストーリーも結末もまったく違う。
違うだけではなく、物語に触れたときの感覚すら異なる。

だから、当然のごとく読後感も違う。
個人的には、はじめの物語の方が好きですね。
ただ、印象に残ったのは、ふたつ目のパラレルの方かな。

主人公の同僚であるカオルの父親が、嫌な感じなんですよね。

はじめ、ウエットな感じで受け入れられなかったですね。
でも、最初の物語の父親はまったく印象が違うのです。

これは、どう表現していいかわからないなぁ。
有川浩にとっても挑戦的な作品なのでしょうが、読者にとってもある意味、挑戦的な作品なような気がします。

単純に良かったとか、感動したとは言えないんですよね。
たぶん、それはふたつの作品があって、ふたつの世界があるからなんだろうな。

パラレルワールドというのには、絶対がない。
もしかしたら、他にも世界があって、別の物語が無限に紡がれているのかもしれない。

そんな、とりとめもない想いが駆け巡る…。
僕にとっては、胸がざわざわする物語なのです。

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