良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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回転ドアは、順番に 穂村弘 東直子

回転ドアは、順番に (ちくま文庫)

不思議な感覚にさせられる。


はじめの、ぎこちないやりとりが嘘のように、気がつくと恋人たちの物語を観ているような感覚になっていくのだ。

詩集ではなく、涙あり、笑いありの恋愛映画を観ているような気持ちにさせられる。

じれったいほどに、甘く淡い二人の出会いからはじまり、はちきれんばかりのときめきと、青臭さが入り混じった、はじめてのデート。

そして、その後も二人の恋路は続く。
恋人となり、同棲をし、プロポーズをして…。

そうやって、ひとつずつプロセスを踏んでいく過程が面白いほど見えてしまう。

写真も、挿し絵もなく、ただ文字しかないというのに…。

これは、穂村・東による、恋愛詩歌往復書簡を一冊の本にまとめたものらしい。

男女それぞれの視点から見た情景を、互いに短歌と自由詩を書いて組み合わせている。

こういったコラボレーションをすると、大概は互いの特質が際立って見えるものだが、この二人は違う。

穂村・東のコンビは自身の特質を際立たせるどころか、詩歌を交換し続けるうちに、どんどん同化しているように見えてしまうのだ。

ふたつが、ひとつになる…。
まるで、長年連れ添った夫婦のようではないか。

解説で、金原瑞人氏が書いているが、二人が実際どのような関係であるかは、後の研究を待つしかないですかね。

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