良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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おかしな本棚 クラフト・エヴィング商會

おかしな本棚

おかしい…。


もちろん、おかしな本棚なのだから、おかしいのは当然なのだが、そうではない。

何がおかしいかというと、今まで読んだクラフト・エヴィング商會の本と様子が違うことだ。
面白おかしい妄想の世界ではないのだ。

そして、なんだか取っ付きにくい。
気取っている感じといってもいいのかもしれない。

吉田さんは、今までの商會では、おもに「ほらふき」な商品ばかり並べていたが、今回はほぼ架空ではなく、実在する商品を並べているからだという。

はたして、それだけだろうか…。
僕にはそうは思えない。

この取っ付きにくさは、ある一定以上の距離から近づくことができないことに起因しているのではないかと思うのだ。

今回の商會での商品の紹介の仕方は、ひたすら本の背表紙を見せることだ。
しかも、その本の中身については、ほとんど触れることがない。

つまりは、本の背表紙から得られる以上の情報は、ここには存在しないということだ。

これは、もはや本を読むという感覚ではない。
絵画を鑑賞する感覚に酷似しているのではなかろうか。

感覚としては、美術館で額縁に入った本棚の写真を見ているような感じといえばわかってもらえるだろうか。

しかも、一般大衆にはちょっと理解しがたい前衛的な作品がズラズラと陳列されているような感じ。

だから、決してそこから本棚に触れることも、ましてや本を取り出すこともできないのだ。

珍妙でいて不可思議な世界…。

あぁ、やはり商會ならではの本なのか。
もちろん、これは褒め言葉ですよ。

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