良薬は口に苦し 良書は心に甘し

読書ブログです。小説あり、エッセイあり、児童書や絵本、詩・写真・漫画など、ジャンルレスに紹介しています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

すみれの花の砂糖づけ 江國香織

すみれの花の砂糖づけ―江國香織詩集
江國 香織
理論社
売り上げランキング: 642,892

甘いのかもしれない。
でも、その甘さには苦さや塩辛さ、
独特の香りも加味されている。
まるですみれの花の砂糖づけのように…。

ここには何か、一筋縄ではいかない女性性というものが
あるのではないかと思ってしまう。
純粋な何かではなく、不純物が入り混じった混沌とした
感じ。
透明なものに色のついたしずくを落とすような感じに
似ているのかもしれない。

美しさの中に影があり、汚らわしさの中に清さがある。
江國香織の詩には、そんな相反する両面があるように
思えるのだ。

江國香織さんの詩集って珍しいですよね。
小説やエッセイを書かれる作家さんというイメージが
あったので詩集を読むことで新たな江國香織を見たという
感じがしました。

ひらがなの使い方や並べ方が見ていておもしろいです。
たぶん、これも普段の小説家としてではなく、詩人として
敢えて言葉の使い方、文字の見せ方を変えているのでしょうね。

言葉の使い方だけではなく…読んでいると不思議な感覚に
させられます。
なんというか、女性というものを意識させられる本なのです。
少女、女、妻、母…様々な形態の女性というものを見せつけ
られる。
でも、その見せ方が嫌な感じではないんですね。

またどこかでこの本を手に取って読みたくなる。
そんな詩集ですね。






ブログランキングに参加しています。応援してくださると更新の励みになります☆

ブログランキング・にほんブログ村へ FC2ブログランキングバナー

スポンサーサイト

スポンサーサイト

*Related Entry

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://goodsuccess.blog117.fc2.com/tb.php/85-e64c04cc
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。