良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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更級日記・蜻蛉日記 羽崎やすみ

更級日記 (ホーム社漫画文庫―NHKまんがで読む古典 (特5-2))

学生のときに、更級日記も蜻蛉日記も学んでいるはずなのに、あらすじも、内容もまったく覚えていませんでした。


いかに、高校のときに古典が苦手だったかわかりますね。
でも、そういう意味では原文をまったく知らない人でも楽しんで読むことができる良書だと思います。

物語の内容はもちろん、当時の風習や女性の地位なんかについても知ることができていいですね。

『更級日記』は、ひとことで言ってしまえば、源氏物語大好きの夢見る夢子ちゃんの少女から大人になるまでを書いた日記になります。
菅原孝標女をどこまで忠実に描いているかはわからないですが、こういう子、平安時代にもいたんですね。

文学大好き、源氏物語大好きで、恋の妄想に明け暮れぬ日々を過ごしているのが、かわいいなと思ってしまいます。
そんな少女がどうなっていくのかを見守るように物語を読んでしまうのです。

反対に『蜻蛉日記』は、才媛・美女ともてはやされた姫の恋と結婚の物語です。
孝標女とはちがって、藤原道綱母は、現実的で勝ち気で強い女なのかなと思ってしまいます。

父の意向で渋々ながら結婚をすることになるのですが、蓋を開けてみるとラブラブなふたりに…。
しかし、結婚相手の藤原兼家は、当代きってのプレイボーイとわかります。
その途端、道綱母の態度が一変します。兼家に嫌味を言ったり、つれなくあしらったり、家出をしたり…。

恋愛していたときよりも、一緒になってからの方が大変だったみたいですね。
源氏物語ばかり読んでいたので、男が浮気をしても、他に心を移っても、さらりと嫌味を言うに止めるものかと思っていました。

でも、道綱母の行動はスカッとするというか、ありていに言えば人間らしくていいなと思うのです。

ふたりの和歌もそうですが、もっと現代文や原文を読んでみたいですね。
源氏物語がひと段落ついたら、次は『蜻蛉日記』ですかね。

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