良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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もんばんアリと、月 さとうきくお しおたまさき

もんばんアリと、月

悲しいとも違う。


切ないとも違う。
重苦しいとも少し違う。

うまく言葉にすることはできないが、なんとなくわかるんだ。
この門番アリの気持ちというか、背負っているものというか…。

これは、おそらくファンタジーなんだろうな。
実際にこんな門番アリがいるとは思えない。
けれども、この物語を読んでいると、胸がキュッと締めつけられるんだ。

門番アリとは、まさしく門番としての役割をもったアリのことである。
きちんとした役割があるにも関わらず、働きアリたちからは蔑まれ、馬鹿にされてしまう。

それは、きっと半分は嫌がらせで、もう半分はやっかみなんだと思う。
なぜかというと、彼らは昼間働かないからだ。

働きアリが活動している間は巣の中でおとなしくしている。
そして、夜になると巣を閉じるために、大きな頭で巣をふさぐ…。
それが門番アリの役割であり、お仕事なのだ。

だから、彼らは毎晩頭を外にだして、夜空を見上げる。
夜の月を見ながら、アリの巣を守る、まさしく門番なのである。

これだけでも切ないのに、その門番アリが語る話がまたなんともいえない気持ちにさせられるのです。
彼らと同じように、夜の月を見ながら読むのがいいなって思います。
夜の青と月の光に照らされて、しっとりとした気持ちにさせられる絵本です。

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