良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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月魚 三浦しをん

月魚 (角川文庫)

才能があるということは、必ずしも幸福の象徴にはなりえない。


才能がある上に恨まれ、疎まれてしまう者がいる。
古書店『無窮堂』の若き当主・真志喜とせどりやの父親をもった瀬名垣は、幼いときに出会っていた。

それは、真志喜の祖父・本田翁と瀬名垣の父親を介した出会いであったが、祖父と父親以上に親密で複雑で厄介な関係性を築いてしまう。

そこには、癒やすことのできない深い傷がある横たわっているのだ。
けれども、真志喜と瀬名垣は、敢えてその傷には触れずに淡々と日々をやり過ごそうとする。

用事を作っては、何ごともなかったかのように会って話をするふたりは周囲から見ると奇妙に映ってしまうのだ…。

『ビブリア古書堂の事件手帖』を読んだ後だから、古書店の仕組みやせどりのことなどもわかっていたので面白かったですね。

はじめふたりの関係性や問題がよくわからなかったのですが、読み進めていく内に徐々に明らかになってくるんですよね。
その問題を知ると、袋小路に迷いこんでしまっているのが理解できるようになるのです。

ちょっと古めかしい匂いがする物語がいいなと思います。

でも、真志喜と瀬名垣の関係は、単に友情では終わらず、恋愛の情が含まれている感じなので…。
BLが嫌いという方は読まないのがいいかもしれないですね。

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