良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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うた恋ぃ。和歌撰 恋いのうた。 杉田圭 渡部泰明

うた恋い。和歌撰 恋いのうた。

もう完全に下調べしなかった僕が悪いのですが…。
いつも通りの『うた恋ぃ。』シリーズだろうと思って購入したんです。


ところが…帰宅して中身を確認してビックリ!
杉田圭さんのマンガはごく一部で、あとはすべて東大教授・渡部泰明さんの文章だったんです。

はじめは正直ガッカリしたんですよ。
でも、読みはじめると、だんだん楽しくなってくるんですね。

シリーズの『うた恋ぃ。』の内容ともリンクする部分があるんですよね。
紹介されている和歌の説明はもちろん、その当時の時代背景や、うたを交わしたふたりの間柄についても詳しい説明があるのです。

そういった当時の事情がわかると、和歌にも深みがでるというか…。
単に歌の意味だけを知るのではなく、もっと深い部分で理解したいって思うようになるのです。

杉田さんのマンガの中では、藤原道信の恋の話が好きでしたね。
純情まっしぐらな道信の恋路がかわいくて、いじらしい感じで良かったですね。

紹介された和歌で、気になったものを挙げると…。
中宮定子の「夜もすがら 契りしことを 忘れずは 恋ひむ涙の 色ぞゆかしき」、和泉式部の「捨てはてむと 思ふさへこそ 悲しけれ 君に慣れにし わが身と思へば」、藤原頼宗の「逢ふまでと せめて命の 惜しければ 恋こそ人の 祈りなりけれ」。

あぁ、好きな和歌を挙げたら、なんとも鬼気迫るうたばかり!
こういうのが好きというのもどうかと思うけど…。

やっぱり、僕は読むのも詠むのも、切なくて悲しい恋の歌が好きなんだということを改めて実感しました。
また和歌を勉強したくなったら、この本は読み返すだろうなぁ。

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