良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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昭和元禄 落語心中1 雲田はるこ

昭和元禄落語心中(1) (KCx)

本屋で見かける度に、買おうかどうしようか迷っていた。


きっと面白い、いや絶対面白いのがわかっているからこそ、手をだすのを躊躇してしまうんですよね。

ところが…。
ブックオフで見つけてしまって、ついに購入してしまったんですよね。

絵は正直好みではないです。
だから、はじめは読めるか心配だったのですが、まったくの杞憂でしたね。
頁を繰るに従って面白さが増していくんです。

満期で刑務所を出所した与太郎が真っ先に向かったのが、町の寄席でした。
一張羅を着て、出待ちをしていたのは、昭和最後の大名人と謳われる八雲師匠。

その八雲が演じた「死神」が忘れられず弟子入りを申し出る与太郎は、弟子など取らないと明言する師匠の家に転がりこんでしまう。

落語を教えるわけでもない。
家事手伝いをさせるわけでもない。
八雲の意図がわからぬまま話は進んでいくが…。

あぁ、本当にいいですね。
一芸に秀でているものの強さと弱さ、優しさと恐ろしさといったものが八雲という人間から嫌というほど見せられる。

その完璧ではない人間臭いところがまた彼の魅力なような気がします。
与太郎も、天真爛漫で悩みなんてなさそうに見えるけど、そんなことはないんですよね。

与太郎の落語への惚れこみ具合を見ていると、無性に落語が見たくなります。
今年は、浅草か上野に寄席を見に行こうかな。

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