良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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昭和元禄 落語心中2 雲田はるこ

昭和元禄落語心中(2) (KCx)

亡き助六の落語を聴き入る与太郎。
父である助六を慕い続ける小夏。


そして、そんな助六にぞっこんなふたりを見て、嫌な顔をする師匠の八雲。

明らかに、そこに何か隠された事実があるというのがわかるのだが、その何かがわからないジレンマが与太郎と小夏の中にはある。
けれども、いくら探ろうとしてもその答えはでない。

そんな折に、与太郎が八雲の大切な舞台で大失態をしでかしてしまう。
それに切れた師匠は与太郎に破門を言い渡すのだが…。

八雲は至極当たり前のことをしているように見えるが、そこに何か別の苛立ちを感じてしまうのは僕だけだろうか。
なんとなくだが、与太郎と小夏を見て、助六を思い出してしまうから、そこに苛立ちや怒りの感情がでてきてしまうのではないだろうか。

そして、ようやくここにきて助六と八雲の過去が語られます。
幼少期の出会いから、落語をはじめてからの出来事などなど…。
どこに漂着するかわからない、長い長い物語がここからはじまるのです。

ここに来て、閑話休題的な肩すかしをくらったような気持ちになりますね。
もちろん、助六の謎は知りたい。
けれども、せっかく与太郎が弟子になったのだから、もっと与太郎の成長譚を読んでいたいと思うんですよね。

でも、だからといって面白くないわけではない。
今とはちがう八雲の若かりし姿、コンプレックスの塊のような性格を見ているのは、今に至るまでの過程を見ているようで興味深いのです。

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