良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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ひとり 加島祥造

ひとり

田舎で暮らすこと。
何もない場所で、何ものにも干渉されず、何人にもかかずらうことなく生きることに憧れることがある。


そこには、崇高な何かがあるのではないかと思ってしまうのだ。

加島氏は、信州の伊那谷の里でひとり暮らしをされている。
その生活の一部を写真であったり、日記や詩という媒体を通して見ることができる。

朝一服のお茶を飲むことから一日がはじまる。
優雅に朝食を食べ、クラシックが流れる空間でのんびり回想をしながら過ごす日々…。

単にこれだけを書き連ねると羨ましいとだけ思ってしまうに違いない。
しかし、その優雅さの裏側には、常に孤独との戦いがあるのではないだろうか。

80歳を越えた加島氏が伊那谷でのひとり暮らしを選んだ理由のひとつは、都会の忙殺された生活を離れることで、本来の自分を取り戻す作業をすることなのではないかと思う。

ただ、そこには今までの生活を捨てる覚悟が必要だったのではないかと推察される。
都会の生活を離れてまで得られるものとは一体何であろうか…。

溢れる自然、静寂な空間、内なる自分との対話であったりするのかもしれない。

最近つくづく思うが、必要以上に物も情報もありすぎて、その量の多さに溺れてしまいそうになることがある。
そこを上手くコントロールできれば問題はない。

しかし、外部の刺激に躍らされてしまうのであれば、そういったものをすべてシャットアウトできる場所に身を置くことも、ひとつの選択肢なのではないかと思うのだ。

加島氏と同じ道を歩くかどうかは別にして…。
一度伊那谷には訪れてみようと思いましたね。

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