良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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納豆の大ドンブリ 家族の短歌 穂村弘・編 寺門孝之・絵

納豆の大ドンブリ―家族の短歌 (めくってびっくり短歌絵本)

興味を示した理由はいくつかある。


ひとつは、もちろん好きな穂村弘が編集していること。
ふたつ目は、歌集なのに絵本であること。
そして、みっつ目は…この強烈なばかりの絵であること。

『納豆の大ドンブリ』というタイトル自体もすごいのに、表紙にはドンブリに大量の鬼が入っているのだ。
しかも、ページをめくっても頭にツノが頭に生えた鬼ばかりが描かれている。
短歌は人間を題材にしたうたなはずなのに…。

短歌は、すべてプロの歌人が詠ったものである。
家族への思いがこめられた十四首のうたが紹介されています。

北原白秋、雪舟えま、与謝野晶子、穂村弘などなど。
時代も作風も異なる歌人のうたがひとつの本に収められているのに、不思議と統一感があるのだ。

それはほむほむの巧みな言葉技によるものなのか、それとも、やはりこの整列されたかのような鬼たちの仕業なのか…。
どちらにしても素敵な技だと思うわけです。

以下、好きなうたを紹介。

「父の背に石鹸つけつつ母のこと吾が訊いてゐる月夜こほろぎ」
「目薬をこわがる妹のためにプラネタリウムに放て鳥たち」
「みちのくの母のいのちを一目見ん一目見んとぞただにいそげる」

やはり、白秋や茂吉は違いますね。
若い頃は気づきませんでしたが、しっとりと胸に沁みてきます。

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