良薬は口に苦し 良書は心に甘し

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マンガ日本の古典2 落窪物語 花村えい子

落窪物語―マンガ日本の古典 (2) 中公文庫

千年前の恋も、今の恋も同じことは、昔の和歌を詠んで痛いほどよくわかった。
でも、まさか継母のいじめというものも、今と昔でまったく変わらないとは思ってもみなかった。


『落窪物語』は、まさに継母の奸計にいじめられる落窪の君の物語なのである。
読んでいると、すぐに似ている物語が思い浮かびます。

真っ先に思いついたのは『シンデレラ』です。
継母と姉たちにいじめられるシンデレラは、汚れた洋服を着て家政婦のように毎日働かされてましたよね。
落窪の君も、シンデレラと同じように継母と姉たちにいじめられるのです。

床の落ち窪んだ部屋に住まわされ、古い着物を着て、継母から嫌がらせのように来る日も来る日も縫い物を作るように言いつけられます。
そんな継母の言いつけにも素直に従う落窪の君は恨みごとひとつ言いません。

しかし、いくら言いつけを守っても、待遇が良くなることはありません。
むしろ、業突く張りな奸計は落窪の君が持っているものを奪いつくそうとします。

そんなかわいそうな女君のもとに手紙が届けられます。
右近の少将という公達が落窪の君のもとに現れるのです。

継母・奸計の意地の悪さ、強欲さは見ているこちらが不快になるほど嫌な感じですね。
でも、だからこそ少将と出会ってからの展開が面白くなるのでしょうね。

後半は、ある意味痛快でスッキリします。
きっと、この物語を読んで当時の女性たちは、日頃の鬱憤を晴らしていたのでは…。
そんなことを考えてしまいました。

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