あたし、うそついちゃった ローラ・ランキン
痛いけど、どこか懐かしくて、こういう体験って誰しも子どもの頃にしているんじゃないかなって思った。
絵本って、いろんな側面があると思うんですよね。
想像力を養うためのもの、言葉を覚えるためのもの、単純に楽しむためのもの、そして大切なことを教えるためのもの…。
この絵本は、大切なことを教えるための物語なんでしょうね。
こういうのって説教臭くなりがちですが、さすがアメリカの作家さん。
お小言的なことは一切抜きで、大切なことを教えてくれます。
主人公のルースは、ちっちゃなものが大好きです。
家には小さなおもちゃがたくさんあります。
ルースにとって、ものは小さければ小さいほどいいと思っているんですね。
そんなルースが、学校の校庭でとても小さなカメラを見つけてしまうのです。
それは、友達の落とし物だったのですが、彼女はそこで嘘をついてしまうんですね。
嘘って、難しいですよね。
絶対ついていけないかと言われれば、そうではない。
けれども、絶対言ってはいけない場面というのはあると思うんです。
そこで、嘘だったと告白するのか、それとも嘘を突き通すのか…。
大げさかもしれないですが、ある意味、嘘によって人生の選択が変わるともいえるのかもしれませんね。
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